タイ人の女の子は友達と外を歩くとき、女の子どうしで、楽しそうにぎゅっと手を繋いでいる。


彼女たちは別にレズビアンではない。 ここではそれが普通の行動となっている。 日本ではちょっと想像できない光景で、最初はびっくりした。

親しみを込めてそれを表現する時、女性も男性も「愛している」という言葉を自然に使う。 それが恋人でも、子供でも、年上の人でも、芸能人でも、全て「愛している」で表現する。
 
喜ぶとき、悲しむとき抱き合ったりもする。
同じアジア人とは思えない、とてもストレートな表現方法。 


今日、日本の番組を主人と見ていて、20歳になった人たちが中学校の時の同窓会で、現状を報告しあうシーンがあった。 教室にあるイスに座って、円を作って話し始めた。

まだ小さい子供を連れてきていた活発そうな女性の番になった。
彼女は苦笑いをして「今、家族とあまりいい状態になくって、、、」と言葉を詰まらせる。 また彼女は苦笑いをして「あ、やばいかも、、、」と口に手を当てた。

そして彼女は子供を抱いたまま、見る見るうちに声を殺しながら泣き出した。 
教室中が静かになった。 別にその輪の中にいたわけでもない私までが固まった。

その時、言葉もろくに分からないまま見ていた主人がぼそっと言った。
「どうして誰も彼女を抱きしめてあげないの?」

(そう!そう!)私も心の中で思った。 

そのまま嫌な空気が流れ、誰かが「今話したくなかったら、話さなくていいよ。」と言ってその場は終わった。

あの時、誰かが少しでも彼女に声をかけてあげたり、肩に手をかけてあげたり、ぎゅっと手を握ってあげただけでも、かなり楽になっただろうに、、、と思う。
周りの人たちも何かしてあげたいけど、どうしたらいいのか分からない、、、という感じだったと思う。

私がタイに住んで変わったこと、それは感情表現の方法かな、、、と今では思う。
それが実際に出来ているかは別としても、明らかに考え方は変わったと思う。
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