タイに在住していながら、バンコクで起きたデモのことに触れないのもおかしいと思うので、書かせてもらいます。

いろんなところでタイに関するニュースがあり、それに対する感想があり、それは様々かと思いますが、あまりにも私の知っている情報とかけ離れたことが多いと感じ、私のような意見の人もいるということを知ってほしいと思いました。

個人的感情がたくさん入った記事ですので、タクシン支持派(赤シャツ派)でない人は気分を害されるかと思いますので読まないでください。



昨日14日、赤シャツによるデモが一時終結した。

ソンクラーンでデモに集まっていた人の多くが帰省し、最終的に首相府に残ったデモ参加者は約2万人。
そして軍隊の威嚇によりついに2千人へと減った。



そんな中、デモ参加者が首相府の土地から出ることは可能だったが、新たに入ることは軍によって規制された。

そして軍による制圧がジリジリと進み、拳銃による威嚇が始まり、武器のない赤シャツはタイヤに火をつけバス暴走させ燃やした。





その後、首相府を包囲していた軍が、トゲのついた鉄格子のようなもので、デモ参加者がそこから出ることすら出来ないように封じ込めた。


水や食料などの物資支給も禁止されて2日以上が経ち、炎天下のなか残された無力な赤シャツたち。
もしここに拳銃を持った軍隊が乱入してくれば、逃げることも出来ず確実に犠牲者が増えるだけだった。


最後の決断。
これ以上犠牲者を出したくない。


結局リーダーたちが身柄を引き渡す結果となった。



一般的にニュースとして流れていない、隠蔽された情報が山ほどあり、タイは本当に時代錯誤な独裁政権の存在する国だということを改めて感じずにはいられない。

タイのテレビ局、ラジオ局、新聞社そのほとんどを軍隊が所持。
そんな中でどうやって公平な判断が出来るというのだろう。


さらに海外ニュースはタイのメディアからそのまま引用している場合が多いので、赤シャツデモ隊が全て悪いように流されてしまう。


NHKワールドなどは、そのいい例だ。

昨夜もニュースを見ていたら、NHKバンコクのタイ人アナウンサーが、デモとタクシン支持派についてインタビューをしていたのだが、その相手が英字新聞社大手「The Nation」のKavi氏。


Kavi氏といえば、タクシン氏の天敵だと言うのは、報道関係者なら知っていて当然のこと。
なのに、この人をスタジオに呼び、今回のデモについてどう思うかを聞くこと自体、現政府を支持しているとしか思えない。

逆に言えば、今回の赤シャツデモ、タクシン支持派を陥れようとしているとしか思えない。

しかも彼の言った一言。
「タクシン氏は自分は一切指示を出していないって言っているけど、全部嘘ですよ。」


嘘と思うかそうでないかは個人の判断によるものだし、Kavi氏がそう思うのは彼の自由。
だけど、それを今回のデモについてどう思うかと聞かれ、公の場でそんな風に答えるのはおかしいと思うし、それを放送するNHKワールドもどうかと思う。

タクシン氏の指示によって動いている人も多くいるかもしれないが、少なくとも私たちの周りにいるナイトバザール仲間や、チェンライの赤シャツの友達たちは、雇われてはいない。
そしてみんな、タクシン氏のためにやっているわけではない。


ただただ、現政府の権力とお金を使った独裁政権を終わらせたいだけ。
それにはタクシン氏のような有限実行な人が必要なだけ。




どうしても赤シャツを危険な存在にし、どうしても赤シャツをタクシン氏に雇われた集団だと思わせたく、どうしても赤シャツを違法な存在としたいとしか思えない。


軍隊と皇室関係者による権力と武力を使った一般市民をなめきった行為、これは全て隠蔽されてしまう。



以下バンコクに住むタイ人が撮影したビデオ。
武器のない赤シャツに対し、戦車が攻撃をはじめ、市内をメチャクチャに走り回りバイクやタクシーを破壊する様子が写っている。

※タイ語がチョロチョロと吹き出しで出てきて見づらく、5分以上の長いビデオですが、できれば最後までご覧ください。





このデモにより、軍隊に射殺されたディンデーン地区の赤シャツの方々、チェンコーンからバスでバンコクへ応援に行き、軍隊に銃撃され亡くなった方々、心よりご冥福をお祈りするとともに、ご家族の方の心中をお察しいたします。


公のこととなるまでに少し時間がかかるかもしれませんが、あなたたちの死はきっと無駄ではなかったのだと言う日がやってくることを私は信じます。

いつの時代も真実は必ず勝つと信じて。






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