今日、市内のアンティーク雑貨屋さんの前に、倒れている女性を見かけた。
年齢は40代後半といったところ。


その人は国王を支持する黄色のポロシャツを着て、側には傘と小さいショルダーバッグ。
ホームレスの人が寝転んでいるのは、割と見かけるが、この人はそんな風には見えなかった。

結局、私自身も車で通り過ぎただけなので、この人はどうしてこんな所にいるのか、寝ているだけなのか、それともかなり重症なのか分からずじまいだった。

近くを歩いている人たちも特に気に留める様子もなかった。
私もその中の一人だった。


そして、私は日本でまだ会社員として働いている時の出来事を思い出した。

通勤のラッシュアワー、ユラユラと揺れながら立っていた私は電車の中で突然気分が悪くなった。

もうすぐ大阪駅、もうすぐ到着、、、と自分に言い聞かせたが、辛くて立っていられなくなった。

私は満員電車の中ズルズルとうずくまった。

今までぎゅうぎゅう詰めだったのに、周りの人が急にスッと引いた。

みんな見て見ぬ振りをする。

最後まで誰一人として、席を譲るどころか、声すらかけてくれなかった。

駅に着き、飛び降りた私は、まだ立つことが出来ず、またしゃがみこむ。

その横を駅員さんが通り過ぎた。 明らかに私に目を落とした。
「ぎもぢ悪いんですぅ、、、」と言いたかったが、駅員さんは遠くなった。

日本とはそう言う国なのよ、とその時思ったが、今日私がしたことは、それとまったく同じことなのかもしれない。


だが、一方でタイと言う国は本当にあなどれない。

先日、ナイトバザールを終え、自宅に帰ったところ、住宅街の入り口に男の人が倒れていた。 
その様子はまさにドラマ等で見かける死体そのものだった。

私は「ぎょっ!!」っとなった。
横で運転していた主人は、「ここの守衛さんだよ。」と言って、そのまま通り過ぎようとする。
「どうして助けないの?! 大変!!」と慌てる私。

だが、主人は落ち着いた様子でこう言った。
「ビールの見すぎで、イスから落ちて道路で寝てるだけだよ。」

確かに私たちが帰宅する深夜12時頃には、この守衛さん、イスに座ってはいるが、たいてい眠っている。

こんなことがあっていいのか、住民は苦情を言わないのか? まぁ、私たちもそこの住民だが。

翌日、この守衛さんは普通にイスに座って、いつものように眠っていた。


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