少し前の日記にも記した、我が家のパッションフルーツ
これがまたまた私にとって問題となる。 
そして、これが「タイランド」という国において、常に私を異常な感覚にさせる原因のひとつと言える。
いつものように5時ごろにスタッフが帰りだし、私もナイトバザールへ出勤するための準備に入ろうとした時だった。

外に子供たちのにぎやかな声。 いつも自転車や徒歩で家の周りで遊んでいるが、今日は私たちの家の前で長居している。
しかも垣根のところで。

ガサガサとパッションフルーツのツルが揺れる。  
そろそろ収穫時で目をつけておいた2,3個が気になった。

4,5人の子供は明らかにパッションフルーツを指差して話をしている。一人の男の子の手には既に、緑色から黄色に変わりだした丸い実が握られていた。

なっ、なぁにぃ~っ!
私は心の中で叫び、「私は大人」「私は大人」と自分に言い聞かせ、少し様子を見る。 

そこにまだ家の近くをブラブラしていた、スタッフの一人「オー君」が家の前を通りかかる。 
即座に子供たちの手、パッションフルーツのザワザワが止まった。

あぁ、飛び出して怒らなくてよかった、、、と密かにその様子を見守った。 
だって私はおとなしい日本人だもん。

が、しかし、子供たちはまだ立ち去らない。
そしてまた、パッションフルーツがガサガサ、今度は何だかもっとザワザワ。

こ、これは! 許せんっ!!
大人の紐(そんなものあるのか?)が、ブチッ!と切れた。

家の外に出て
「何してるの?!」と叫んだ。

一人の女の子が垣根に隠れる。 2人の男の子が自転車で何気なぁ~く遠ざかる。 
そしてもう一人の女の子が私と目が合ったからか、動けなかった。

「何してるの?」今度は答えを聞くためにちょっとシリアスに聞いた。

返事なし。女の子も動かず固まったまま。

「何してるのって聞いてるの」

「話してるだけ、、、」

私はジィ~ッとその子を見つめた。 嘘をついているその子を。

私は無言で家の中に入った。

そして、主人に怒り気味に「私思わず怒鳴っちゃったよ」と報告した。

主人はこう言った。
「ここはタイなんだよ。 いくらこっちが正しくても、こっちの味方についてくれる人なんて一人もいないよ。 逆に家に嫌がらせされたらどうするの? 知らん顔しておけばいいんだよ。」

私は納得がいかない。
「欲しければ頂戴って言えばいいじゃない!」

「親の教育がなってないんだよ。 怒ってイメージ悪くしたらそれこそ、こっちが大変だよ。」
主人は、まるで私に対し「余計なことしでかしてくれたねぇ~」とでも言わんばかりだ。

でも、でも、考えてみて欲しい。
自分の敷地内に自分が食べたい、食べようと思って長い年月をかけて育ててきたフルーツを、目の前で他人がもぎ取っていく。 許可なしに。
これを黙って見ておけというのか?

何してるの?!と聞いた私が間違いなのか。

「ここはタイ。正義は負ける」これがいつもの決まり文句のタイに飽き飽きする今日この頃なのです。


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