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今日はタイ国王の記念すべき60周年記念。
私が「タイ国民は本当に心から国王を崇拝し愛している」と実感しだしたのはここ数年のことだ。 町中は国王のイメージカラーの黄色。 みんな黄色の服を着て誇らしそうにしている。 
私の主人も例に漏れず、本当に本当に国王を愛している。 彼の功績をたたえるニュースを見ては泣き、彼の生い立ちを省みては泣き、彼に対するタイ国民の愛情ストーリーを聞いては泣く。 

それには理由がある。 タイ国王は愛さずにはいられない存在なのだ。
日本人の私でさえ、彼のその存在感、功績、キャラクター、全てにおいて尊敬してしまう偉大な人だ。 うまく説明できないけれど、ここに住んでみて、それに気づいた。 

この記念の日に私たちは貧しい子供に果物を配った。 ナイトバザールのお店の前で。
貧富の差がはっきりとしているタイには、まだまだ食べ物に困っている人が町中にあふれている。 

店の前では観光客やぶらぶらと遊びに来るタイ人にしか目に触れないという理由から、私と主人は毎日物乞いをしているおじいさんに果物を持っていった。
 
実はこのおじいさん、毎日見るのだが、ある日同じように物乞いをしているもう一人のおじさんにパンを分けてあげている姿を偶然目にした。 正直衝撃が走った。 自分も今日食べるものに困っているのに、おじいさんはもう一人の人にパンをあげた。
そして更に私をびっくりさせたのは、そのもう一人のおじさんも全部食べず、半分をおじいさんに返した。 その日以来、私はおじいさんが今日もいるか、見るようになった。

そのおじいさんは果物の袋を受け取る前に、主人の手を握り、すがるように手を合わせて「ありがとう、ありがとう」と何度も言った。 

このおじいさんを私は明日も見るだろう。 1週間後も同じ場所で見るだろう。 きっと1ヵ月後も。 変わることなく、同じ場所で同じように物乞いをしている姿を。
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我が家の洗濯機

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